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芦乃家雁玉のまとめ
芦乃家 雁玉(あしのや がんぎょく、66。
俄役者の東明幸三郎を兄に持つ。袋物商に奉公しながら、勝手に春の家雁玉を名乗り天狗連で活躍する。1916年頃に晩年の笑福亭吉右衛門に見出され弟子に迎え入れる。1917年頃に雁玉と名乗る。
その後、玉子家春夫と名乗り軽口に転向。1922年に吉本に買われて寄席に出るようになった。低調だった漫才に落語ネタを持ち込み、新風を起こそうと、漫才師に転向する。相方を変えながら続けていたが、1928年、俄の女形出身の林田十郎とコンビを組む。「雁玉・十郎」コンビの洒落た軽口や独特な味のある掛け合いは人気を呼び、「エンタツ・アチャコ」に次ぐ人気を持ち、活躍した。相方の十郎が漫才のネタに、雁玉の風貌を「タコ壺」と言って観客を爆笑させていた。一時、コンビを解消したこともあるが、戦後、復活し、1947年から始まった「NHK大阪」製作の公開演芸番組、『上方演芸会』の司会を務め、オープニングの「いらっしゃいませ」「こんばんわ」で全国的な人気を得る。また、この番組は上方漫才のブームを引き起こし、戦後の漫才復興に大きな役割を果たした。
映画にも十郎とのコンビで出演し、1958年、十郎が脳出血で倒れた後も、単独でテレビ出演するなど活躍した。また、野球ファンとして知られ、南海ホークスの私設応援団長を務めたこともある。
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