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恐るべきさぬきうどんのまとめ
『恐るべきさぬきうどん』(おそるべきさぬきうどん)は化した書籍。副題は『誰も書かなかった さぬきうどん 針の穴場探訪記』である。全5巻。
副題に恥じぬ、地元民(特に一町一地区まで絞り込まれた限られた人間)しか知り得ないディープな店の情報と、ローカル雑誌ならではの方言(讃岐弁)だらけで軽妙なユーモアを交えた語り口で、香川県内においてローカルなりの爆発的なブームを招く。
その後、山陽放送の地域密着情報番組『VOICE21』がこの書籍に紹介されたうどん店を取り上げて紹介したことで香川県から岡山県周辺域へと知名度が高まる。この事により岡山周辺から京阪神周辺の香川県出身者やうどん愛好家にその存在が知れ渡り、静かなムーブメントを巻き起こすようになった。
以降京阪神周辺より香川県へ讃岐うどん目当ての人間がやって来るようになり、後は口コミと関東・関西圏の各種キー局による製作番組などでその存在が全国に知れ渡る。
全国的な認知が高まりだした頃、新潮社によって文庫版(当時は『新潮OH!文庫』レーベルによる)が発売される。この文庫版はその後『新潮文庫』に引き継がれ、現在も増刷が続く。
現在における『讃岐うどんブーム』並びに『讃岐うどん店の観光地化』の火付け役として、その役目を果たした。
また、この書籍を発端として巻き起こされた一大ムーブメントにより、それまで後継者不足に悩まされていた讃岐うどん業界に幾人かの若人が飛び込んできた、県外で勤務していた讃岐うどん店の子息が実家の家業を再評価して戻ってきた、などの現象が起こった。そういう意味でも、この書籍の讃岐うどん業界、ひいては香川県の観光面や経済面に及ぼした有益な影響は、はかり知れないものがある。
ただのガイドブックとしてだけではなく、随筆や紀行文としての評価も高い。
2006年には、この書籍をモチーフとした映画「UDON」が公開された。