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キャラのかぶりのまとめ
キャラのかぶりとは、比較的少数の社会集団の中で、ある個人の社会的役割または性格類型(「キャラ」。キャラクターの略)が別の個人と重複している状態を指す口語的表現。
単にその状態を指摘するだけの場合もあるが、特に本人同士や集団全体が、それによりささやかな不利益を被っている場合を指すことが多い。漫画・アニメ・コント等の、キャラクターを中心とした現代若者文化に特有の表現である。小社会集団は数人から数十人程度であり、関係としては遊び仲間、学校の教室の生徒、同僚などの場合が多い。ここでは、ある個人が、漫画の中でしばしば見られるように、小社会集団の中で「特定の固定された役割を演じているはず」という前提がある。
まず、数人のグループ内に天然ボケが2人居る、といった無害な状態を指すだけの場合がある。似た性格の人間がその場に居合わせるのは、現実の世界では当たり前である。だが、漫画やコントなどでは、個々のキャラクターの持ち味を引き出す為に、重複するような性格類型は使われない(しかし、「花さか天使テンテンくん」のテンテンとデモモの様にあえてキャラをかぶらせてギャグにする事も少数だが見られる)。そのため、漫画やコント慣れした若者は奇異な印象があると感じて「キャラがかぶる」と表現する。
また、家族の中で新しい子供が生まれると、親の愛や関心がその子に移り、兄や姉は「可愛い子供」という自分が演じて来たキャラ(自分が独占していた地位)が奪われたと感じる。あるいは自他共に認める「職場の花」(場合によっては紅一点、もしくはそれに近い状態)である若いOLが、新入女性社員にその地位を奪われたと感じる事もある。これらの場合は、本人に不満が発生する。また、「船頭多くして船山に上る」という言葉は、指導的立場の人間が複数いることで方針が混乱することを指す。この場合は、集団が混乱することになる。
キャラがかぶることに問題が発生している場合は、本人たちのいずれかが別のキャラを選ぶ(キャラを譲る)ことで解決する。