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くる病のまとめ
くる病(-びょう、佝僂病)とは、乳幼児の骨格異常。主な症状として脊椎や四肢骨の湾曲や変形がおこる。原因として、ビタミンDの代謝障害により、カルシウム、リンの吸収が進まないことによる骨の石灰沈着障害がもっとも知られる。くる病(Rachitis)の語源はギリシャ語の背骨を意味するrhakhisから来た。戦前の日本では、背むしという別称もあった。
紫外線(日光)に当たることで体は7-デヒドロコレステロールより肝臓、腎臓での代謝を経てビタミンDを合成する。このため、太陽に当たる量の少ない人、脂肪吸収障害、肝障害、腎障害などの基礎疾患のある人に発生しやすい。また、てんかんの患者もくる病になることがある。これは抗てんかん薬の長期投与により肝でビタミンDが不活性化されるためである。他には、カルシウムの摂取が少ない一部の発展途上国でもくる病が発生しやすい。
また、遺伝性のくる病も存在する。これは腎臓の尿細管でリン酸塩の再吸収が妨げられることにより発生する。
それほど頻繁な疾患ではない。
予防するためには、カルシウムやビタミンDを不足させないこと、日光浴によるコレステロールの変質などが必要になる。
同質の成人の疾患である骨軟化症も、くる病と同様の原因で発生するが症状は異なる。これは、くる病は成長軟骨板の閉鎖以前の石灰化障害、骨軟化症は以後の障害としているからである。
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